ロマンはどこだ

ビジネスや社会のフレームを考えるのが好きですが、きっとそういう話は一切書かずに、ふざけたことばかり言っているのだと思います。

祝・アートに逆張り

この半年を一言でまとめると、 ”社会人になって初めて「アンコントローラブルなストレス」から解放された期間” だったのかもしれない。 個人レベルで見ると「東京に住んで、働く」というところに一旦落ち着いて、人生の方向性云々をしばらくの間考えなくて良…

ヒアカムズザヤンキー

「てかさあ、なんでお前が社長やったん?」 同郷のヤンキーがタバコをふかせながら、どうでも良さそうに聞いてくる。ダブダブのジーンズ、カマキリのようなメガネ、両手にギラつく金銀の指輪。こいつだけはいつ会っても変わらない。普段から連絡を取るほどの…

続・インドで僕も考えた

「そうだ、インドに行こう。」 思い立ったのはいつだったか忘れてしまったが、東南アジアを制覇し、その他のアジアのマイナー都市にも顔を出すようになり、4月からヨーロッパに行ってしまうことを考えると、今しかないという思いが確かにあったことは覚えて…

家賃とランチにこそお金をかけようじゃないか

「固定費を減らしたい」「貯金をしたい」 よくそんな話を耳にする。 かく言う自分も昔はそう思っていた。 アルバイトやサラリーマンは、月に稼げる給与が決まっている以上、手元にお金を残すためには支出を減らしていくしかない。 死語になったと聞いて久し…

それでも僕はついていると思う

最近チョンボが多い。 色々と考えることが増えてきたせいなのかもしれない。 サラリーマンだった頃は自由な時間がほとんどなかった代わりに、考えることもそれほど多くなかったが、今は全く逆の生活。自由な時間が腐るほどある分、考えることもそれなりに腐…

小賢しくなりたくない

激動の一年であった。 年初に前の仕事を辞め、2回目のニートを経験した後、再就職。その再就職先も来年には退職することを決め、株式会社を作った。既にキャッシュフローも順調に回り始めている。引っ越しは今年だけで2回、そして月1くらいは海外へ旅に出る…

自由と不自由の狭間で

ラオスの朝は早い。 托鉢 -お坊さんにご飯をもらっていただく行為 - を行うためだ。人々は毎朝、道端に腰をおろし、お坊さんが前を通るたびに、彼らが肩からかけている釜のような容器に、お米を一つまみ入れる。一人通ってはつまみ、また一人通ってはつまみ…

2つの職場を辞めて見えてきた理想の職場

2年で2回仕事を辞め、海外をフラフラした後に3つ目の職場で働き始めた今、ようやく「こういう感じで生きていけばいいのか」というのが見えてきた。 今が100%理想の環境であるのかどうかは分からないが、間違いなく状況は改善され、正しいレールに乗った感は…

メコンの夜明け

ラオスに来ている。 バンコク経由で行く予定が、いきなりバンコクでの飛行機乗り換えにミスり、せっかくだからとタイのよく知らない街を経由して行こうとすると、本当によく分からない真っ暗な駅におろされ、野良犬の気配を全身に感じながら命からがらホテル…

星に願いを

淡路島に来ている。 何もない広大な土地と、仕事に追われることのない開放感から、半年前に北海道を旅した時のことを思い出した。 寒さに震えながら、満点の星空を眺めた時のことだ。 その時に少し書きかけていた文章を無造作に並び立ててみる。 好きなこと…

シンガポールは興奮する街だった

シンガポールからの帰りの飛行機の中でこれを書いている。 会社を辞める予定が全くなかった今年の年明け、三連休だから値上がりするに違いないと思い、慌てて買ったそのマレーシア経由シンガポール行きの往復チケットは、ニートになってから何度となく日程変…

日の出を待ち、日の出と共に駆けてみた

明けましておめでとうございます。 今年も良い一年に。 していきましょう。 年末に昨年のまとめ的なものを書けたら書こうかなと思っていたが、バタバタとしていて書けなかった。 色々原因はあったが、一番やばかったのは年賀状。 クロスワードパズルを自分で…

東京にいったい何があるというんですか?

東京で暮らし始めて1ヶ月が経つ。 新しい会社、おそろしく高い家、復活した人間関係。 目が回るぐらい必死というわけでもなかったのだろうけれど、時が経つのは結構早い。 それこそ、東南アジアの3倍速くらいの感覚だ。 正月まであっという間かも、と思い年…

認めよう。僕は商社に興味があって、起業がしたい

僕は今、大学時代住み慣れた、京都にあるボロボロの一軒家に滞在しているわけだが、とても心地がいい。 やたらと広い感じとか、ちょっと寒い感じとか、物音一つしない感じとか、銭湯までトボトボ出かける感じとか。 何より「今京都にいるんだ」という実感が…

人生に幸福行きのパケージツアーなどない、あってもかなり割高だ

「そうか、これでいいのか」 関西空港に向かうフライトの中で、渡辺匠(仮)はふと気がついた。 ゴールデンウィークを利用し、弾丸で中国を旅して回り、その帰途で旅の思い出を振り返っている時のことであった。 日本人の男三人旅の予定が、現地で中国人の女の…

芸術が爆発した

嘘です。 ちょっとモヤモヤと分かってきた程度の話です。 フラっと直島に行ってきた。 「だいたい、何度直島に行ったら気が済むんだ」 「一体直島に何があるんだ」 「アートの島と巷では話題だが、そこまでお前は芸術に関心があるのか」 と多方面からツッコ…

NHKの集金と戦い、勝利し、少し申し訳なく思う

新しい家に住み始める際、注意しなければならないことが二つある。これを見落とすと、せっかくの新居生活が台無しになってしまうので、気をつけないといけない。 一つは水道代の支払いである。 新しい家に住み始め、喜んでいると、そのうちペラっとした請求…

ドーナツのたとえ話

少し難しいことを書く。 「同調的圧力にさらされた上で、なおこだわりを保持できるか」 というテーマについてだ。毎日単純作業をしていると、時々書きたくなるのだ。 許して欲しい。 人は誰しもこだわりを持ってるが、その程度はまわりの環境に左右されると…

China advice

成都にいってきた。英語でチェンドゥーと読む。 蜀の劉備がいた街だ。もちろん中国である。 どこにあるかというと中国の真ん中らへん、真ん中らへんといっても緯度的には沖縄ぐらいのところである。 何があるかというと、よく分からない。 よく分からないけ…